関節のトラブル改善の効果が期待できる軟骨成分「プロテオグリカン」。近年メディアにも取り上げられるなど注目度の高い成分ですが、食品から摂取することはできるのでしょうか?日常の食事の中でプロテオグリカンを摂ることができれば、予防や症状の軽減が期待できます。今回は、プロテオグリカンと食品の関係について見ていきましょう。
プロテオグリカンを多く含む食品
プロテオグリカンは軟骨を構成する3大主成分のひとつで、高い保水性や細胞の再生促進をサポートする成分とされています。
膝痛や、変形性膝関節症の改善はもちろん、生活習慣病の予防効果も期待されることから、健康の維持・増進を働きかける成分として注目が高まっています。
プロテオグリカンが多く含まれる食品は、魚・鶏・牛の軟骨部分や、エビ・うなぎ・フカヒレなどの魚介類、ヤマイモなどが一般的。
また、プロテオグリカンのサプリメントの原料は、鮭の鼻軟骨から抽出されています。
プロテオグリカンを食品で摂るのは難しい
さて、プロテオグリカンが多く含まれる食品をご紹介しましたが、実は、こうした食品を毎日食べたとしても、プロテオグリカンを必要量摂取することはできません。
それは、プロテオグリカンには「熱に弱い」という弱点があるためです。
プロテオグリカンの変性とは?
プロテオグリカンが熱に弱いという仕組みを説明するために、プロテオグリカンの「変性」について詳しく見ていきます。
- 非変性:成分が体内にあるときと同じ状態
- 変性:成分がなんらかの理由で元の形から変化した状態
体内にもともとある成分と、食品に含まれる成分が同じ状態のことを「非変性」といいます。この状態のまま成分を摂取できれば、体内での機能や吸収率も高い状態をキープすることができるでしょう。
しかし、50~60℃以上の熱が加えられた非変性のプロテオグリカンは、成分が分解されてしまいます。この状態を「熱変性」といい、プロテオグリカンのタンパク質が熱変性すると、プロテオグリカンが持つ機能が失われてしまいます。
簡単にまとめれば、「熱を加えるとプロテオグリカンの機能が失われる」ということです。
プロテオグリカンを効率的に摂取するには
それでは、食品からの摂取が難しいプロテオグリカンを、どのように体内に補ってあげれば良いのでしょうか。
おすすめしたいのが、プロテオグリカンをサプリメントで摂取する方法です。
鮭の鼻軟骨から抽出されたプロテオグリカンのサプリメントなら、熱処理のされていない非変性(体内にある状態と同じ)のまま摂取することができます。
天然素材の成分なので、食品としても安心して摂取することが可能です。
また、最近ではサプリメントの他にドリンクやゼリータイプのものなど、手軽にプロテオグリカンを摂取できる商品が多数開発されていることから、自分好みのタイプを選んでみましょう。
プロテオグリカンの用法・用量と選び方
天然由来の原料から抽出されたプロテオグリカンに副作用の心配はありませんが、やはり用法や用量を守らない過剰摂取には注意が必要です。いくら健康への効果が期待できる成分であっても、摂り過ぎは良くありません。
ここからはプロテオグリカンの摂取量の目安や、サプリメントを選ぶポイントを見ていきましょう。
摂取量の目安
プロテオグリカンの一日の摂取量は、一般的に5~25㎎が目安とされています。各メーカーの商品によっては定めている用法・用量に違いがあるため、きちんと摂取量を守るようにしましょう。
また、体調や体質に個人差があるので、体に合わないと感じた場合は摂取を中止してください。
サプリを選ぶポイント
プロテオグリカンのサプリメントを選ぶ場合は、「非加熱で製造されていること」と「配合されている成分や添加物」をよく確認しましょう。
とくにカニやエビなどの成分にアレルギー症状のある方は成分や添加物の表記に注意が必要です。
プロテオグリカンはサプリメントで効率的に摂取しましょう
プロテオグリカンを含む食品は、身近にも多くあります。しかし、プロテオグリカンは熱を加えることで機能が失われる特徴があり、通常の食事で摂取するのはなかなか困難。
そこで、効率的にプロテオグリカンを摂取するならサプリメントがおすすめです。サプリメントなら、プロテオグリカンの機能を失うことなく、手軽な方法で摂取することができるでしょう。
また、適度な運動で健康に気をつけることも大切です。サプリメントでプロテオグリカンを補いつつ、適度な運動を組み合わせることで、健康的な毎日を手に入れましょう。
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