膝は身体の体重を支えていることから、常に負荷がかかる関節となります。そんな膝の負担からくる膝痛を、少しでも和らげるためのツボが膝周辺に集中しています。そのツボを刺激することで、膝痛を和らげるポイントをご紹介します。
膝の痛みを和らげるツボ
膝にはたくさんのツボが集中しています。膝周囲にあるツボを刺激することによって、膝の痛みを和らげることができるといわれています。
ツボを押すことで筋肉の緊張を取りほぐし、血行をよくすることが出来るからです。膝痛を緩和できるいくつかのツボを紹介します。
膝周辺にあるツボ
・内膝眼(うちしつがん)と外膝眼(そとしつがん)
ツボのある場所:それぞれ膝の皿の直ぐ下、内側と外側にあるくぼみに位置します。
押し方:床に座り痛い方の膝を軽く立てて、両手の親指を使って同時に両方のつぼに当ててゆっくり押していきましょう。
・足三里(あしさんり)
ツボのある場所:足の表側で向こうずねの縁の少し外側、親指をすねに当てたときに小指が当たるところに位置します。
押し方:親指の先で強くすり込むように押しこみます。
・委中(いちゅう)
ツボのある場所:膝関節の裏側、シワの真ん中に位置します。
押し方:両手で膝を包むように持ちながら、両手の中指で軽く押します。
膝周辺以外にもあるツボ
・湧泉(ゆうせん)
ツボのある場所:足の裏にある「人」の字状の筋の交点の内側にできるくぼみに位置します。
押し方:親指で強く刺激します。指を使っても結構ですが、青竹やゴルフボールを利用すると便利です。
・失眠(しつみん)
ツボのある場所:足の裏にあるかかとの中央に位置します。
押し方:げんこつでトントンとたたくか親指で強く押してあげましょう。理想の速さは自分の脈のペースです。
ツボ押しに共通する押し方
ツボを押す力は基本的に押していて「気持ちがいいと思える強さ」です。強く押せば良いというものではなく、力の感じ方は人によっても違うので自分自身で判断してみてください。
また、ツボを押す時間は、息を吐きながらゆっくり5秒ほど押し、息を吸いながらゆっくり5秒ほどかけて指の力を抜いてください。それぞれの箇所で5~10回を目安に繰り返してください。
回数はその日の体調によって加減しても構いません。とにかく、リラックスした状態で押すようにしましょう。
ツボを押してはいけないタイミング
ツボには押しては行けない場合があります。お酒を飲んだときや高熱のとき、安静が必要なときはツボを押してはいけません。また伝染病にかかっていたり、悪性腫瘍がある場合もやめてください。
膝がかなり痛むときやツボ治療を行っていてもむしろ痛みが酷くなっている場合など、体調が悪くなったと感じたらすぐに治療を中止してください。
ツボ押しは続けて実践しましょう
膝痛に効果のあるツボ押しはあくまで自然治癒力を手助けする役割なので、治療後はすぐに効果が出るというよりしばらく続けることで効果が現れてくるものです。いつの間にか痛みが緩和されていると感じれば、ツボ押しが聞いている証拠です。
ツボ治療についてよく理解した上で運動などによる治療と平行し、普段の生活にツボ治療を取り入れて実践してみましょう。
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